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たとえばこんな穏やかな時間3
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    完結編

    まあ幸せが基本です

    中指も動くようになってきて一安心です

     

    たとえばこんな穏やかな時間3


    「兄さんたち」
    「む?」
    「僕たちしゃべらないで暗黒で立ってるから、自分の妹と思う僕たちを選んで」
    「むむ?」

    何を言い出すのかこの妹はという顔をする二人をしり目に
    四六時中一緒にいる兄さんは妹の顔を見て理解する。
    ここはもう、言葉はいらん兄妹なので目配せひとつでツーカーというところか。

    「わからんはずはない、私の妹は一人なのだからな」
    その言葉に煽られた二人もわかると言い切った。
    (ふむ…敵方にいたセシルが自信がないというのなら、あ奴から選ばせればいいということだな)
    花畑のセシルはきっと誰から見てもわかるだろうけれど。
    間違えたら殴ればいいかとか思っているらしい


    「お前だ、私のセシルは…」
    「!!に、兄さん…わかるの…?こんなに離れてたのに」
    「離れていてもわかる…お前は可愛い私のセシルだ」

    あたりに飛び交うふわふわしたものはたぶんこういうシーンで使う漫画のあれだ。
    DDFFの兄さんは何も言わずに自分の妹の手を引いて退場

    「…兄さん」
    「離れていようとわかると…私も言った方がいいな…やはり兄妹と言ってもいいか?」
    「もちろんですとも」
    悪戯な感じのセシルの言葉に、ゴルベーザが笑った。

    「…言っておくがな、お前は鎧を着ててもすぐにわかるぞ」
    「うん、わかってるよ」
    ふわりと笑うとまたもや花畑。
    あとの二人もこのセシルだけはわかるだろうと思う兄さん。
    「どこの世界の僕も兄さんも幸せがいいね」
    「当たり前だ…立った二人の兄妹だぞ?一緒にいれば幸せじゃないはずがない」
    「すごい自信だね」
    「お前は?」
    「え?」
    「お前はどうだ?」
    顔を覗き込まれてセシルが真っ赤になる
    答えなど聞かずともわかっている
    だけどちょっと意地悪だ
    「兄さんのばか」
    「わかっている、お前の気持ちなどわかっておるよ」
    「…うん」
    手をつなぐとお互いの体温が伝わる。
    「まあ、お前と私だ…その世界でもきっと大丈夫だろう」
    「そうかな…」
    「もちろんですとも」

    *-**-*-*-*-***-*
    幸せが基本ですとも
    | 神谷香月 | ショート(混合) | - | trackbacks(0) | - | - |
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