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ハッピーエンド
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    波打際のむろみさんにはまっている私です

    消してしまった文章を再度打つのは結構苦痛でした(´;д;`)ブワッ 
    打ったら一度は保存しないといけないと


    今回はバッツリード(笑)

     
     

    ハッピーエンド

    「セシルは人魚姫って知ってる?」
    「うん」
    「こういう話はどの世界でもあるのか」
    「人魚姫?」
    クラウドの問いかけにセシルが答える。
    そんな会話に入ってきたのがジタンだ。

    「人魚姫って知ってるときかれたから」
    「へえ、セシルの世界にもあるんだ」
    「うん、割とね、似たような話があるみたいで」
    「赤ずきんとかな」
    「へえ…不思議なもんだな…やっぱりあれだ、平行世界だからか」
    「多少違ってるかもしれないけどね」
    「それもいいもんだな」

    「なになになになに?セシルとの会話には俺が必要」
    「やかましい戻れ」
    「ひっどーい」
    やってきたバッツは早速セシルに引っ付く。
    セシルは困ったように笑っている。
    「何の話だ」
    「人魚姫の話」
    「あんな話好きじゃないや」
    「バッツ」
    セシルを強く抱きしめて言う。
    「あんな悲しい話嫌いだ」
    「バッツ」
    「まあ確かに…悲恋すぎるよな」
    ジタンが頷く。
    「レディは笑っているのがハッピーってもんだ」

    「でも」
    「ん?」
    「人魚姫は彼のそばにいられて幸せだったんだよね…なんとなくわかるよ」
    「セシル」
    セシルは遠くを見ながら呟く。
    儚くて
    綺麗で
    一瞬声が出なかった

    「だめ!」
    「へ?」
    「そんなのだめだ!わかっちゃだめだ」
    「ば、バッツ?」
    「そばにいるだけで満足?そうかもしれないけど、王子様へ何も言えずにっておかしいだろ」
    「…おとぎ話じゃない」
    「でもだめ」
    バッツはさらに抱き込む。
    「バッツ、お前どさくさに紛れて」
    「物語はハッピーエンドじゃなくちゃダメだってこと!俺はセシルが人魚姫なら一目惚れだ」
    「…いやその」
    「セシル大好きだ〜」
    「バッツ!!お前本当に離れろ!!」
    大喧嘩開始
    ぽかーんとしているセシル
    「まあ、セシルはもっと幸せに欲を持つといいって言いたかったんじゃねえ?」
    「…ジタン?」
    「バッツはハッピーエンドが好きだ、俺もだぜ?」
    バッツはにかっと笑ってセシルの手を取る。
    「レディはいつでも笑顔がいいよ」
    「…ジタンはすごい殺し文句を持ってるんだね」
    「はははは、ま、世界の宝は女性の笑顔だと思ってるからな」
    セシルが笑う。
    「本当にみんな優しいなあ…」
    「それはね、セシル」
    喧嘩してたはずのバッツが手を止めて口を開いた。

    「セシルが優しいからだよ」

    そう言ったバッツの笑顔がとても優しくて
    セシルはただ笑顔を返したかった。

    *-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
    バッツすげえ



    | 神谷香月 | DDFF(オール) | - | trackbacks(0) | - | - |
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