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想い
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    妹さん敵バージョンのサイドストーリーです
    兄さんの思い出話


    どっちも切ない話だったなとつくづく思います

    ではでは 
     

    想い


    「ゴルベーザ…こんなところで飲んでいたのか」
    「…シド…休まなくても?」
    「いや、飲まないとどうにも落ち着かなくてな」
    「なるほど…」

    ゴルベーザの前には強い酒がある
    この様子ではかなり飲んでいるようだ
    妹のことで心を痛めているようだ
    彼は知らないから
    あの無粋な暗黒の鎧の下にあった綺麗な彼女の顔を
    彼女の本来の姿を

    「嫌な夢でもみたのか?」
    「逆…」
    「は?逆?」
    「昔の幸せな夢を見た」
    「昔の」
    「私が昔、珍しく風邪をひいたときの」
    「?」
    「妹が看病してくれた時の懐かしい夢を」
    「懐かしい夢…」

    お熱つらい?
    にいにいじめる悪いお熱
    セシルがめってしてあげるね

    「いつも辛い時は妹がいた」
    「…」
    「今も心の支えは妹だけだ」
    「ゴルベーザ」
    「こんな茶番は早く終わりにしなくては」
    「…」

    シドは言えない
    茶番を終わりにすることがゴルベーザにとってもしかしたら最悪な状態になるかもしれないことを
    でも、終わりにしなければあの暗黒騎士は永遠に苦しみ続けるだろう

    「早く終わればいいのう」
    「?」
    「平和になればいいのう」
    「そうですね」

    切ない兄妹の行く末をこの戦いの末を見てやりたいと思った。
    最悪な方向へ行かないことを祈るしかできないが
    それでも

    どうか優しい二つの想いがつながるように願うしかなかった

    *-*-*-*-*-*-*-*-*-*
    そんなお話



    | 神谷香月 | ★FF4 (月兄妹立場逆転) | - | trackbacks(0) | - | - |
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