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お悩み相談
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    お悩み相談です

    っていうかアナザー月兄妹久しぶりです
    相変わらずラブラブですが
    今回はちょっと隊員たちのお話
    セシルたちも隊長として色々がんばっているんだよという話です

    ちょっとだけ普通の話が書きたかっただけなんですけどね

    やっとジェルマットが来たので夜楽になりそうです
    熱帯夜嫌いだああ




    お悩み相談 


    「…?どうしたの?こんなところで」
    「え・・・あ・・・セシル隊長」
    セシルは訓練場の端の方で一人で項垂れている兵士を見つけた。
    格好からして竜騎士の見習いだろう
    竜騎士はほとんどが貴族だけど。
    訓練は終わっており、セシルはよく見回りをしているので彼を見つけた。
    「もう訓練場閉めちゃうから、まだやりたいなら陸上隊の方で・・・」
    「いえ・・・大丈夫です」
    「…?」
    セシルはハテナを飛ばしてみていたが、ややあって隣に座る。
    「た、隊長」
    「…カインのところの子でしょ?なに?いじめ?」
    「え・・・」
    「あそこ貴族ばっかりだから大変だね・・・君は一般から?」
    「ええ・・・カインさんにスカウトされたんです…」
    「なるほど…」
    セシルは頭を掻く。
    辛そうだなと思う。
    「…やめるのも続けるのも君次第だと思うけど」
    「え?」
    「やめたくなさそうだね」
    「竜が好きなんです…世話をするのも」
    「うん」
    「だから頑張ってたんです…俺のことをいじめるならともかく…竜にまで」
    「…ひどいなあ…カインにいっても逆効果だよねえ」
    「ええ」
    「カイン」
    「え?」
    カインが頭を掻いてやってきた。
    「気が付いてたのか」
    「気が付かないわけないでしょ…兄さんは?」
    「おっさんは一緒じゃねえよ…抜け駆けしてお前と帰ろうと思ったの」
    「無理でしょ…ってことで…ちょっと竜のいるところに連れて行ってもらってもいい?」
    「…いいけど…」
    「じゃ、早速」
    「え?」
    カインたちはさっさと竜の寝床に向かう。
    「ぐるるるるるる〜」
    「やあ、ヴァーン久しぶり」
    「きゃるうううう」
    「ふふ、いい子…」
    カインの愛竜ヴァーミリオンはセシルが大好きだ。
    種族が違うのに卵を産んでもらえると思っているほどだ。
    ただ、ゴルベーザのあの圧倒的な威圧感があり、セシルのつがいは残念ながら彼だと思っているので卵を産んでもらうという壮大な野望はとっくに打ち砕かれている。
    何よりだ。
    「えと…」
    「まあまあ、竜どもはセシルの言葉はいくらでも従うってことだ」
    魔物全般と意思の疎通ができることは内緒。
    そんなことは教えてやることもない。
    元々竜は頭がいいので人間の言葉が通じると言われている。
    馬鹿にしている相手の言葉は早々に聞かないけれど。
    「あの子の竜は?」
    ヴァーンに言うと、群れの方を振り返って一声上げる。
    一匹の若い竜がやってきてセシルの前に頭を下した。
    「え…?初対面なのに服従してるんですか?」
    「俺の竜がなついている相手なんだぞ?格上ってことだ」
    「あ…そうか」
    セシルはその若い竜を撫でる。
    ごろごろと嬉しそうに喉を鳴らしている。
    「…この若造が…人の妹をこんなところに連れ込んで」
    「げ、おっさん」
    「まあ、大まかなことはわかっているが…セシル」
    「また心通信かよ…ま、説明するのが面倒だし助かるけど」
    あからさまに竜たちが緊張している。
    ゴルベーザの威圧感恐るべし。
    「空を飛ぶ翼をもち、竜として生まれたのだ堂々とすればいい…ほかの竜ども、お前たちの飼い主のためにその誇りを捨ててはならん」
    若い竜はその言葉に奮い立ち、ほかの竜は項垂れる。
    竜とて強いものはわかる
    しかもゴルベーザの黒龍はかなりの高位の竜だし。
    「ま、これでお前の竜も問題ないな」
    「え?」
    「俺が庇えばお前がやばい…もっと堂々としろ。お前は竜と気持ちが通じているんだ…胸を張れ」
    「…わかりました隊長!」

    「あれからどう?」
    「すっかりエースだ」
    「すごいじゃん」
    カインがコーヒーを飲みながら言う。
    セシルは嬉しそうな顔をして笑った。
    「お前には礼を言わんとな」
    「ふふ、何もしてないよ…うちにもああいう悩みの多い子多いからね…でも体調も頑張らないと」
    「やる気のある隊員はすぐに上に来るからな」
    「がんばりましょ」
    「おう」

    そんなお話

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    たまには普通の話というか
    兄さんの威圧感はすごすぎるよ
    妹さんが魔物とかと離せるのはトップシークレットです








     
    | 神谷香月 | ★FF4(アナザーワールド)  | - | trackbacks(0) | - | - |
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