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鬼の攪乱3
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    鬼の攪乱の続きです
    兄さん風邪です

    何とか休みでうらうら
    うつらうつら迄行かない感じ
    いやはや、人間は結構こういう時弱いなと

    夏を乗り切らないと

    冬なら割とインフル以外には強いのに

    ではどうぞ



     

    鬼の攪乱3


    「とりあえず、上の鎧脱いだところで重いことは間違いないな」
    カインが呆れたように言う。
    「鎧の下から鎧が出るって感じか?」
    エッジの言葉に首を振るのはカイン。
    「鎧が鎧を着てるっていうのが正しい」
    「兄さんの悪口言うのやだ」
    口を尖がらせていう妹さんの破壊力たるや。
    「ほんとよね、この男はいつもは勝てないからこういう時に言う」
    ローザがすかさず間に割りこむ。
    覗き込んでローザの胸がきゅんとした。
    セシルが涙目だ。
    大好きな兄の悪口を言われると悲しくなってしまうのだ。
    その瞬間ものすごい魔力が一点に集中した。
    全員が熱で朦朧としている一人の男に視線を集中させる。
    「!!」
    「ま、まじか?!」
    二人が震えあがった。
    ゴルベーザ、無意識に妹を虐めてると判断したらしい。
    「意識がこうでもシスコン恐るべし」
    バルバリシアの言葉に、セシルが首を傾げる。
    「ほえ?」
    「いいのよ、セシルちゃんは気にしなくても」
    バルバリシアがセシルの頭を撫でる。
    「でも、熱があるのに魔力なんて…兄さん平気だから…」
    セシルがそっと手を触ると魔力が消える。
    まさに素晴らしい能力だ。
    そしてセシル、美しき天然。
    「とりあえずセシルのお家までお兄ちゃん運ばないと…」
    リディアがすこぶるまっとうなことを言う。
    「でかいからね、男が沢山いるから運んでもらおう」
    「…」
    月影嫌そうな顔。
    運ぶのが嫌なのではなく、セシルから離れるのがいやらしい。
    「いいですよ、私が」
    「陽光だけじゃ大変でしょ?僕も手伝うから」
    セシル本気だ。
    ローザが足元のへたれ竜騎士を睨み付け、リディアがへっぽこ忍者を踏みつける。
    「わかりました、私がやりますよ」
    先に言ったのは月影だ。
    そんな事とても主にはさせられない。
    「月影ありがとう」
    「いえいえ」
    後の二人も手伝いに入る。
    片方陽光とエッジ
    もう片方月影とカイン。
    「お前もうちょっと真剣に担げよ」
    「担いでいるぞ、お前がへたれなんだ」
    「貴様!」
    喧嘩しているのはカインと月影。
    もう片方では必死になっているエッジ
    (こちらは一人でもいいのだが)
    どうやらかえって邪魔になっているようだ。
    陽光力持ち。
    何はともあれ、飛空艇に巨体を運ぶ。
    「ああ、セシル」
    「シド」
    セシルも乗り込もうとしたところ後ろからシドに声を掛けられた。
    「陛下からじゃ」
    「はい?」
    「ゴルベーザが全快するまでおやすみじゃ」
    「え?」
    「たまにはゆっくり休みなさい、お前が働いていたらゴルベーザもダメだろ」
    「…うん」
    「お前が一緒ならすぐに治る」
    「うん」
    頭を撫でられてセシルが頷いた。

    *-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
    結局うちは何しろ妹さんには優しい
    っていうか男性陣は基本的に女性には優しいと
    あ、カインはともかくエッジはそうだと思う
    | 神谷香月 | ★FF4(アナザーワールド)  | - | trackbacks(0) | - | - |
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