無料ブログ作成サービス JUGEM
←prev entry Top next entry→
鬼の攪乱4
0

    続きです

    兄さん鬼の攪乱
    大変だな

    色々と買い物しすぎて金額大変(笑)
    色々見て歩くほどの体力がないのでネットばかりで買い物するとこういうことに(´;д;`)ブワッ

    暑い日が続いてます
    皆様もお気をつけて

     
    鬼の攪乱4


    家に辿り着くと、とりあえずその巨躯を巨大なソファに転がした。
    最終的には陽光と月影二人で運んだようなものになっていたが。
    「つかえねえ」
    「うるせえ…こんな巨体を運ぶのがつらいっての」
    残りの二人は近くの床に座り込む。
    ローザが言うと、カインが声を枯らしながら答える。
    エッジはまったく声が出せないらしく、リディアの冷たい視線が突き刺さっていた。
    そこに声を掛けてきたのはセシルだ。
    「ごめんね、二人とも、少し休んでて?」
    「え…いやその」
    「兄さんの着替え持ってくるね」
    セシルが慌てて二階へ走っていく。
    遠征から帰ってきたセシルが走り回ってるのにと、カインはばつが悪そうに頭を掻いて立ち上がる。
    エッジはまだ腰が痛いらしい。
    立ち上がろうとして玉砕する。
    「爺」
    辛辣な声が降ってくる。
    「やかまし!少しは年齢を考えてくださ〜い」
    「一番子供っぽいくせに」
    「男はいつまでも少年の心を持ってるものなの」
    「うわ、きもい」
    「…」
    リディアの突っ込みにエッジが撃沈される。
    エッジは深く落ち込むが、リディアは全く気にしない。
    大好きなセシルが大変な時にムカつくと言ったところか。
    月影が運ばれてきた鎧を整備している。
    武具についてはきちんとするタイプだ。
    日々の整備を怠れば有事の時に困ることはよくわかっている。
    「月影、ゴルベーザ殿の鎧は頼んだ」
    「わかっている」
    短く答えてちらりと二階を見る。
    セシルを心配しているのだろう。
    遠征の後にこんなことになってしまって、休まらないだろうと。
    陽光が肩を叩いて小さな声で囁く。
    「主はもう降りてくる…我らがことを終わらせてお二人にしてあげる用がいいだろう」
    「ああ…」
    月影が頷いて鎧を磨く。
    あれだけ重いものを軽々と持って手入れをしている月影にエッジが思わずもらす。
    「よくあんな重いものを軽々と」
    「あんたと違って月影さん身体鍛えているからだよ」
    「リディアちゃん辛辣」
    エッジが涙目。
    「だって月影さん忍者だよ?」
    「…」
    そう言われると何とも答え辛い。
    同じ忍者なのだから。
    「まあまあ、リディア殿、月影はよく鍛えていますし…ね」
    「それ全然フォローになってない」
    エッジは痛む身体を背もたれに預けながら嘆く。
    「では残りの鎧を脱いでもらわないとなあ」
    カイナッツオが桶を用意しながら言う。
    もちろん桶の中の水はほぼ凍らせてある。
    乗せた途端に水になることはわかっているし。
    脱がすのはセシルがいないとまず無理っぽい。
    まずはできることを考える。
    「では私は薬をもらって来よう」
    「薬草なら私がわかる…一緒に行って薬草を探した方が早いだろう」
    「そうだな、助かる」
    「いやいや、それまで頼んだよ」
    「わかってるわ、ルビ、スカル、よろしくね」
    「わかった」
    ルビカンテとスカルミリョーネが外に出る。
    この四人、この家に居候してたことがあるので(その話はいずれ)正にかってしったる。
    「ごめんなさい、着替え持ってきた」
    セシルがとりあえずゴルベーザの着替えを持って降りてきた。
    「セシルちゃん、とりあえずゴルベーザ様の腰の鎧をとってもらうよう言ってくださいな」
    「うん、兄さん辛いだろうけど、鎧脱いで?」
    「…」
    無言で頷いて鎧を落とす。
    「兄さん、すぐに苦しくなくなるからね」
    セシルがそう言うとまた目を閉じてしまう。
    バルバリシアは優しい笑みを浮かべてセシルの傍に寄る。
    「ありがと、セシルちゃんここは魔法ができる人間に任せて…ご飯作ってあげてくれる?」
    「え?」
    「みんなご飯食べてないから」
    セシルは遠征から戻ったばかりなのだ。
    このまま無理をして彼女まで倒れてしまったら大変だし。
    頭を撫でれば、セシルが困ったような笑顔を浮かべる。
    「うん、美味しいの作るよ」
    「可愛い、ありがとう」
    思わずでれっとしてしまいそうなくらい可愛いセシルの返事を聞いて、後姿を見送る。
    「バルばっかり」
    ローザが口をとがらせて呟く。
    「ま、これから修羅場だからね…男どもをつかいまくるわよ」
    「もちろん」
    本当にこの後冷やすのにも苦労したのは言うまでもなかった。

    *-*-*-*-*-*-*-*-
    女性陣強いなと
    | 神谷香月 | ★FF4(アナザーワールド)  | - | trackbacks(0) | - | - |
    Trackback
    トラックバック機能は終了しました。