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鬼の攪乱7
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    夏のニコ動の怖いのを見てます

    面白いのもあり怖いのものあり
    ただ惨劇館に関しては何であの話しかやらなかったのか気になります
    怖いのあったのに

    続きです
    兄さんまだ寝てます

    どうぞ

     

     

    鬼の攪乱7


    あれはいつだったか
    私がちょうど自分の進退について悩んでいた時の事か
    魔法を極めている自分があの城にいていいものか
    名ばかりで実力のない貴族ども
    彼らに言わせれば私みたいなどこの星の人間かわからんものについて理解できないと言う。
    だが、自分たちを護るためなら使ってもいいではないかとも
    奴らを護る気にはなれない
    私達を助けてくれた陛下たちを護るだけだ。
    それ以上に最愛の妹を護りたい。
    私の魔法は元々そのためにある
    そして鍛え上げたこの肉体も妹のためのものだ。
    優先順位はいつだって妹。
    そうだ…妹を一人にするわけにはいかない
    妹も軍人になると言ってはいるが
    あんなわけのわからない貴族たちのいる城にセシルを連れて行っても平気なのか
    そんなことを考えて多分、暗い顔をしていたのだと思う
    うとうとしていたら温かいものが近寄ってきた
    ああ、妹だとわかった
    小さな手で私の頭を撫でている。
    疲れているのかうまく目も明かない。
    「兄さん、辛いの全部全部セシルがもらうから…兄さん元気になって」
    可愛い私のセシル
    お前のためならこのくらいなんでもないんだ
    「兄さん疲れてるんだよね…ごめんなさい何もできなくて」
    ああ
    セシル
    お前がいてくれるだけで…

    「…?」
    ふと目が覚めた。
    おかしいな、確か城にいたはずだが
    どう見ても自宅だ。
    「?」
    多分、客間の方だ。
    優しい気配が横にある
    顔を向けてみると綺麗な銀髪がある。
    セシル
    椅子で眠っているのか…
    「…うぬ…」
    身体が重い
    動かん…額に濡れたタオルか
    風邪か…
    まともに引くなんて10年以上なかった気がする
    「セシル…」
    お前の方が疲れてしまう。
    頭を撫でてやるとセシルが目を覚ました。
    「兄さん…気分はどう?」
    「うむ…身体が重くて動かんな」
    「…休んで…ゆっくりと」
    瞳が潤んでいる…心配をかけているのだな。
    目元をそっと掬ってやると、セシルが慌てて顔を背けて目をこする。
    「泣いたのか?」
    「寝ぼけてたんだよ…あくびのあとだよ、今何か飲み物持ってくる!」
    セシルは慌てて部屋を出て行った。
    セシルがうつぶせていた場所に触れてみる
    暖かい
    ああ、かなりこのままでいたのだな。
    お前を不安にさせてしまうなんて…
    しかし
    身体が動かない
    「お薬飲める?」
    「ああ…まあ、起き上がるのは辛いが」
    「…」
    「ああ、泣くな泣くな…」
    「泣いてないもん」
    「…お前は本当に可愛いな」
    「こんな時に何言ってるのさ…もう」
    手ぐらいは動くから薬を受け取る。
    「バル姐さんから」
    「ん?」
    「手紙だよ」
    置手紙か
    絶対いいことはかいていないだろう
    「何か作る?」
    「今はまだ平気だな…後で何か食べると思うが」
    「うん…身体拭いてあげるから」
    「…お前がか?」
    「自分で背中とかできないでしょ」
    「まあ、そうだな」
    セシルも苦笑する
    確かに汗をかいているから拭いた方がいいだろうが
    あまり体が動かないから対して拭けないだろうな
    セシルがほっとしたのか自分も飲み物を持ってくると出て行った。
    この隙に手紙を見てみる



    *-*-*-*-*-*-*-*
    バル姐さんからの手紙なんて嫌な予感しかない
    | 神谷香月 | ★FF4(アナザーワールド)  | - | trackbacks(0) | - | - |
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