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働く男3
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    うちの兄さんは酒豪です
    セシルはアルコール分解成分かけてます

    兄さんにほぼ持っていかれてますのであんまり飲むと寝ます

    いよいよ仕事的に一番嫌な季節が来ました
    雨台風雷は本当に仕事が倍になります ありがとうございますてきな

    急に寒くなってきたりしてますがお体には気を付けてください

    うちは出入りしている業者が風邪ひいてます
    NOマスクなので最悪です
    出向してるんだからそのくらい気を遣え
    これだから親方日の丸って


    ではでは
    働く男3


    セシルは料理上手だ
    手先も器用で家事全般に抜かりがない。
    少々天然なところも愛され要素なのだろう。
    「兄さんお魚がいいって言ってたなあ」
    空のお弁当箱をもってセシルが商店街を歩く。
    この界隈ではこの愛らしセシルを見たいばかりにこの時間帯おっさんたちが気張る。
    商店街のおばさんたちもお気に入りらしく、あっちこっちで声を掛けられてなかなか進めないこともあるらしい。
    今日は早めに目的のお店に着いた。
    流石に給料日の朝は忙しいらしい(いつもならすぐに声を掛けられるから)。
    セシルに気が付いて店主のおじさんが声をかけてきた。
    「よう、セシルちゃん、今日はうちの店に来てくれたのかい?」
    「あはは、兄さんがお魚食べたいって…今の時期だから焼き魚がいいかなっておもって」
    「そうなんだよな〜あまり暑いと刺身もなあ」
    魚を選びながら店主が悩む。
    ゴルベーザがお酒が好きだから、暑いときは刺身で一杯はいいであろうが、多分セシルはこの商店街を抜けるまで時間もかかることだし。
    鮮度が落ちる。
    すると威勢のいいおばさんが出てきた。
    「ならあれよ、セシルちゃん、うちの発泡スチロールに氷たっぷり入れてあげるからそれに入れれば?」
    「おばさんこんにちわ」
    「いつもありがとうね〜」
    にこにこしながら挨拶。
    「ああ、でも重いんじゃないか?」
    「じゃあ後で届けてあげればいいじゃない」
    「ああ」
    「え、でも大丈夫ですよ?悪いし」
    「何言ってるの。この間作ってくれたテーブルクロス、娘が凄く喜んじゃって…あんなその辺でも高く売れそうなのをって」
    「趣味ですから、平気ですよお…よくエッジの旅館とかに頼まれたりするから」
    「あらあ、やっぱりそうなのねえ」
    セシルの手芸物はすでに芸術の域だ。
    セシルの友人がその作品を見てインターネットで店を開いたほどだ。
    良く昔馴染みの友人の実家のためにいろんなものを作ってあげている。
    知り合いの場合は、物によっては材料費をもらう場合もある(大物の場合)けれど、基本は趣味なのだ。
    「お礼をと思ってたから、とびきり美味しいお刺身、届けさせてもらうから」
    「いやいや、本当に…あ、多分兄がここを通るのでその時にわたしてもらえます?」
    「ああ。それでもいいな。じゃあそれまではお預かりってことで」
    「お願いします」
    セシルは頭を下げて先を急ぐ。
    二人はふわんとしてその後ろ姿を見送る。
    「どうせお兄ちゃんがここを通ってもセシルちゃんまだスーパー辺りで止まってると思うけどね」
    「あらあ、和菓子屋のおばあちゃんに捕まっちゃったわよ」
    二人とも微笑ましく見る。
    老人にも弱いのがセシルの特徴だ。
    いつもの風景。
    「今日は給料日だからお兄ちゃんすぐに終わるだろ」
    「あら、うちも色々用意しないとね!くいっぱぐれちゃんたちが徘徊するわよ」
    「そうだな」
    慌ててお弁当作りに取り掛かる。
    この商店街では普通専門の店も弁当やおかずを置くのが常になっている。
    なんと米屋も炊き立てのライスやおにぎりを置くようにもなった。
    それだけこの商店街は人が流れ、とても活気づいてるのがわかる。
    すべて兄さんのお店のおかげなのだけれど、本人たちだけが知らない商店街の常識だったりする。

    *-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
    切れなかった( ´・ω・)・・・・涙デタ 
    | 神谷香月 | 現代パロ (漫画家兄さん等他職業ゴルセシ) | - | trackbacks(0) | - | - |
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