無料ブログ作成サービス JUGEM
←prev entry Top next entry→
鬼の攪乱10
0
    続きです

    相変わらず妹さん大好きです

    でも考えると考えるだけ兄さんと悲恋になります
    えと

    なので深く考えないで書くことに
    というか
    あなた疲れているのよ、モルダー
    状態です
    やれやれ

    疲れているんだなと言われると妙に自覚するのが怖いところです

    カインさんとのラブラブはそのうちに書きます
    興味がある方がいましたか…うちのあの二人で

    そのうちに

    ではでは
     

    鬼の攪乱10

    なるべく消化のいいものが並んでいる。
    皿が片っ端から片付けられていく。
    決してがっついているわけではなく、静かに食べているのだが多い。
    食べる量が。

    「兄さん、よく食べるね」
    「いつもの事だろう?」

    それはよくわかっている。
    呪術を使う上に身体を鍛えまくっているゴルベーザの食べる量は。
    普段ならまったく気にならない。
    何しろ幼い頃から知っていることなのだし。

    「いや、その…病み上がりなのに」
    「多分まだ病んでいると思うが色々足らん」

    うむと眉間に皺を寄せている。

    「…ふふ」

    その様子を見てセシルが笑う。

    「なんだ?」
    「いつもの兄さん嬉しい」

    安心したという事だろうが

    「…可愛いことを言うなお前は」
    「?」

    可愛い顔でそんなことを言われたらたまらない。

    「明日には普通のご飯で大丈夫そうだね」
    「まあ、そうだな…消化器系とか問題なさそうだ」
    「兄さんは内臓まで鍛えてるの?」
    「そんな気がするな」
    「どうやって鍛えてるのか聞きたいくらいだよ」
    「はは、まあ、そんなもんだ」

    セシルはまた笑うと食器を片づける。
    妹の後姿を見つめて、しみじみ大きくなったなと思う。
    小さなセシルがいつも自分の後をちょこちょこついてくるのが可愛くて。
    料理はお城の料理長や隣人に習ってた。
    元々素質があったセシルは小さいながらもどんどん上達していった。
    気が付けばどんな料理も作れるようになっていた。

    「そう言えば」
    「なに?」
    「お前はなんでそんなに料理が上手になったんだろうな」
    「?」
    「あ、いや…私はどうにも料理は作らなかったし…」

    セシルがきょとんとして食器を一度テーブルにおいて傍に寄ってきた。
    近寄ってきた妹の頬を撫でながら

    「私はお前を護ることでいっぱいいっぱいで、家庭的なことには気が回らなかったしな」

    その言葉にセシルが笑う。

    「僕は僕のできることをしたかっただけだよ」
    「ん?」

    少し恥ずかしそうに頬を赤らめている。

    「改めて言うことも出ないけど」
    「そうなのか?」
    「…僕は兄さんが喜んでくれる顔が見たかったし…僕料理とか性に合ってたから…兄さんが美味しいって言ってくれるのが嬉し
    かったんだよ…兄さんが僕の事を護ってくれるのと同じ…僕は兄さんの笑顔好きだから」

    「セシル」
    「…なんかもう…恥ずかしいなあ」

    ゴルベーザの腕から逃れて、セシルは顔を隠してしまう。
    多分顔が真っ赤になっているだろう。

    「セシル」

    なんて可愛いのだろう
    なんて愛らしいのだろう
    兄の欲目を抜きにしても、こんな可愛いことを言われたらメロメロになってしまうだろう。
    セシルの身体を抱き寄せると頭にキスを降らす。

    「もう〜兄さん離して…」
    「照れているのか?」
    「!」
    「可愛い奴だな」
    「もう!食器を洗わないとダメ!汚れが落ちなくなっちゃう」

    そう言うと無理矢理兄の腕の中から抜け出す。
    真赤になった顔を隠すように慌てて部屋から出ていく。

    「セシル?」
    「あ、あとで水と一緒にデザートもってくるから!」

    振り向かずにそう言う。
    ちょっとさみしいなと思って後姿を見つめていると

    「…兄さんに美味しいって言ってもらえるような美味しいスイーツになったと思うから…」

    そのまま走って出ていく妹の可愛い事可愛い事。
    兄さん幸せな模様です…

    *-**-***-**-*-*-*-*-*-*-**
    らぶらぶでした
    | 神谷香月 | ★FF4(アナザーワールド)  | - | trackbacks(0) | - | - |
    Trackback
    トラックバック機能は終了しました。