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暗闇
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    まあなんてこともない話です

    なんとなくゲームをやっていてぼんやり思いついたので書いてみました

    バッツってなんとなく自分のことより自分が好きな人の事言われるとむちゃくちゃ怒りそう
    そんな気がしてます

    新しい職場、まだまだ始まったばかりで色々研修死にそうです
    続くのか…

    人が多すぎる(´;д;`)ブワッ 

    好きな声優さんとか好きな作家さんとかなくなってる一月
    なんか寂しい一月だなあ…

    あまり時間がなくて漢字が直ってなかったらごめんなさい
    毎日みっちり研修すぎる…( ´・ω・)・・・・涙デタ 
     
    暗闇


    暗黒騎士で武器の手入れをしていたセシルの傍でバッツが言う。
    顔の部分は外してあるからもちろん表情は見える。

    「顔は見えないけど暗黒騎士のセシルも綺麗だと思う」
    「?」

    何をいきなりと言うのかとセシルが目を丸くしてバッツを見る。
    するとフリオニールが

    「パラディンの方がいいと思うけど」

    とかいう。
    彼は反乱軍であまり黒い騎士にいいイメージがないらしいから仕方がない。

    「なんでさ」
    「なんか悪っぽいし」
    「悪…」
    「いや、セシルがどうだとかじゃなくて!」
    「じゃあどういう意味だよ!」

    珍しくバッツが食って掛かる
    バッツが怒るとは思ってなかったフリオニールが焦っている。
    セシルはどうやって止めようか困っていたが、後ろから肩を叩かれて振り向く。
    カインだ。
    喧嘩の様子を見て肩をすくめている。

    「まあ、しばらくやらせておけ」
    「え?でも…」
    「バッツだって言いたいことがある、ここで我慢させるのもあれだ」
    「…よくわかんないけど…僕が原因でケンカするのはちょっと」
    「お前は人が良すぎだ。とりあえずそのうちに収まるから…嫌だが今はあのでかぶつのところにいってろ」
    「カイン?」
    「バッツが収まりがつかなくなるからな」
    「…うん、わかった」

    セシルは言われるままその場を離れる。
    カインはその後ろ姿を見送ってまた喧嘩の様子を眺める。
    ライトニングが口を開く。

    「お前にしては気が利くな」
    「…ふん…詰まらんことにあいつに気を使わせるのは俺が嫌だからな」
    「本当に好きだな」
    「どうでもいいだろう」
    「ま、もっともだ…お前が何を考えてても構わんことだ…月が困らんのならそれでいい」
    「…じゃあ訊くな」

    仏頂面
    ライトニングはその横顔をみてから、喧嘩に視線を移した。
    もうしばらく喧嘩は続きそうだ。

    「そんなことがあったのか」
    「うん…カインが珍しく気を使ってた」
    「まあ、お前のことだからだろうが…暗黒騎士はそんなイメージなのか」
    「ふふ、不思議だね」
    「ん?」
    「僕は別に暗黒騎士が悪とは思ってないよ」

    セシルはふんわりと笑った。

    「二つの力を使うようになってよくわかるんだ」
    「なにが」
    「どっちも人間にとって大切なことだってことも…」
    「暗黒騎士は悪ではない…勿論それに引きずり込まれてしまえば自ら悪の道を行くこともあるだろうが」
    「うん…そうだね」

    ゴルベーザはそっと妹の髪の毛を撫でる。
    柔らかい
    撫でられてセシルが笑う。

    「バッツは自分も色んなジョブをやってるから、その辺わかってるのかもね」
    「あれはお前に…」
    「?」

    惚れてるからだと言おうとしてやめる。
    ゴルベーザとてあの風の想いはよくわかる
    裏表がないけれど、執着するものができれば変わることも

    (厄介な奴に惚れられたものだ)

    まだあの竜騎士の方が面倒がなくていいものをとちょっと思う。
    何しろあの風は意志が強すぎる。
    暗黒騎士の方もいいとか言えるあたりかなり本気だろうし。

    「表情が見えないってそんなに怖いかな」
    「まあ、黒いからな…全身真っ黒で鬼の面のような兜だからではないか?」
    「そっか…」
    「まあ、もっともお前の場合はのんびりしたオーラが出てるから戦闘以外は威圧感はないが」
    「…軍人としてはちょっとがっかり」
    「妹としては?」
    「…ちょっと嬉しい」
    「ちょっとか」
    「…意地悪」

    小さく膨れる妹をみてゴルベーザが噴き出した。
    セシルはこう言う時はとびきりに可愛い。
    暗黒騎士の格好でも。
    内面がわからぬやつにはわからぬままでいいと思う。

    「ほら見ろ、可愛いだろ」
    「…////」

    両手で顔を覆って身悶えるフリオニール
    謝ろうとしてゴルベーザとの会話を聞いた結果がこれだ。

    「早く謝って戻るぞ」
    「は、はい」

    ライトとオニオンが促してセシルを迎えに行くフリオニール。
    バッツは腕を組んでその様子を見ている。
    セシルが頭を下げるフリオニールに些か困った笑いをしていたが戻ってくる。

    「俺の可愛い月兎はいっそのことずっと暗黒騎士の姿で隠しておきたいくらいなんだよね」

    バッツの暗いつぶやきは、ゴルベーザが気が付いたらしい。
    呟きは思念 ふと振り返ってバッツを確認した。

    「…」

    明るく手を振ってバッツがセシルに抱き着いて戻っていく。

    「闇が表に出ないものこそが一番怖いものをな…奴の闇は執着心…か…私と同じとはな」

    本当に暗闇に近いのは…ダアレ?


    *-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
    なんか書いてるうちに兄さんVSバッツになりつつ…
    おかしいな始めはカインさんにこう格好いい役を担っていただこうとしていたのに
    あるえええ?
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